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2005.09.30

『ヘビメタさん』終了

ありがとう、世界中の、愛すべきヘビメタさんたちよ!

半年間、お疲れ様でした。いい夢、見させていただきました。感謝です。

今後はWeb上にて暗黒活動を継続するとの事。

http://www.square-enix.co.jp/hmt/で来週、火曜日 25時31分からはじめるつもりです。

スクエニさんのサイトをお借りしました。引越しです。(笑)どうなるかは、わからない。せめて、この火を消さないために…と。
長文、駄文で失礼する・・・・・・忌まわしいほどの愛を込めて、地獄より咆哮する。震えて眠れ…本当にありがとう。   ヴィンセント
【メタル三面記事さんの9/27エントリのコメント欄より引用】

参考Link → メタル三面記事さん:9/27エントリ

参考Linl → http://www.square-enix.co.jp/hmt/
10/4(火) 1時31分より開始との事です。

注目DEATH!|m_|(゚Д゚)|_m|

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2005.09.24

FU MANCHU『In Search Of...』

fu_iso■日本盤売上枚数900枚程度…

何かイカス音楽を聴きたい。何か未知なサウンドに出会いたい。でも何を聴いたらいいのか判らない…

こんな症状でお悩みの方はいらっしゃいませんか?日本のミーハーHM/HR専門誌からの情報から脱却したいと燻っている方はいらっしゃいませんか?エモだとかコアだとか流行っぽい若手の音はいまいちどころか、どこかの誰かが情報操作してるんじゃね?ぐらいピンと来てない方はいらっしゃいませんか?ボン・ジョヴィがオリコンチャート10年ぶりのアルバム1位!って幾らぐらい金つぎ込んだ?とか疑心暗鬼になってませんか?なってませんかそうですか。

さて置き、あなたはロックが好きですか?ギターの音が好きですか?初期衝動という名のパンク・スピリッツを感じてみませんか?変化球よりストレートですか?そんな悩めるあなたにオススメするのが、FU MANCHUです!前置きが長いとかガタガタ言わない。

聴いてもらえれば判りますが、「小難しい事がたがたヌかすな!」とでも言わんばかりの漢度数満点ど真ん中ファズギターがうねりをあげる、正にロックンロール馬鹿一代(超ー褒め言葉)!これでもかこれでもかこれでもかと掻き鳴らされる熱くてぶ厚いギターサウンドにウットリする事間違いなし!

迷う事なかれ、聴けば判るさFU MANCHUーッ!

このサウンドに少しでも興味を覚えたならば、日本が誇る総本山とも言うべき以下のHPを参考にしてみて下さい。きっと新しい地平線が啓けるでしょう。南無阿弥陀仏。

参考Link → stoner sunshine - ストーナー・ロック・ファンサイト

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2005.09.19

JASRACが「敢えて言おうカス(ry」ラックと言われる理由

JASRACがOUTRAGEに著作権使用料を請求

当日演奏した曲目を提出しろと。
作者の名前も。
そこにJASRAC登録曲があったら。
著作権使用料を支払って下さい。
OUTRAGEOUS LIFE:9/14のエントリより引用】
参考Link → Sawney Bean's Caveさんのエントリ

週刊ダイアモンドで、JASRACの記事が。

■和歌山市内のデサフィナードは、ぢゃすらっくから、開店以来3年間の生演奏にかかる著作権使用料(60万円)の請求書を受け取ったが、実際は演奏曲の大半がオリジナルであるのにもかかわらず、支払いを拒んだところ、別の計算方法で算出した金額として、請求金額が3倍に・・・・
その後、民事調停でも折り合いがつかず、今年4月に店内のピアノ、アンプ、マイクといった機材が仮押さえされたそう。ただでさえ、毎月20万円の赤字の状態なのにもかかわらず、ついには今年7月、オーナー氏が所有するマンションの仮差し押さえまで・・・

■新潟のスワンについても。ぢゃすらっくから過去10年分の使用料について、550万を請求されたものの、結局280万を支払うハメになった。また、横浜のエアジンについても。
ここは実に480万円の支払いを迫られている・・・このような形でライブハウスなどとの民事調停件数が2000年度では117件だったのに対し、2004年度では2582件にも・・・
まだまだ表ざたになってないけれど、かなりのトコがこのような形の徴収要求を受けてることになるんだろう。とんでもねぇ・・・

■この無謀ともいえる取立ての背景には、2001年に著作権等管理事業法が施行され、著作権管理事業が、許可制から登録制に変わったことで、民間参入が可能になった・・・というのがある。
実際は、ぢゃすらっく以外の5社の徴収額シェアの平均が0.2%前後なのに対して、実に99.3%のシェア、1086億0700万円を占めてるのにもかかわらず、だ。(今年3月決算数字)

ちなみに現在はここのほかにも、ジャパン・ライツ・クリアランス、イーライセンス、アジア著作協会、ダイキサウンド、ジャパン・デジタル・コンテンツ信託の6社があるが、著作権料のひとつである「演奏権」については、全国の店舗の利用状況を調査して、徴収したり、放送で使われる楽曲管理は膨大な手間がかかり、いくら民間会社が進出したところで、この部分に関しては完全にぢゃすらっくしか現在のところ、できないらしい。

■で、この徴収については、音楽を使用する店舗の大半は使用楽曲を問わない、一律包括契約を結んでいるのだけど、表向きは毎月1万2000円からの料金と定められているものの、実は規定どおりではないようだ。その基準はあいまいで、説明もされてない。
また、会員である著作権者に対して送られてくる徴収額の明細にもいつ、どこで、どれだけ使われたかという内訳すら報告されず、かなりアバウト・・(泣)
でもって・・・その中には生演奏の使用料が振り込まれてないケースもあるらしい・・・

■さて、その著作権使用料・・・やはり幹部の方の報酬が多いらしい。
これは昨年ネットでも話題になったけれど、小野清子前理事長の当時の年収は3565万円で、ほかの公益法人トップと比べるとダントツの報酬額・・・
ちなみにやはり、ぢゃすらっくの当時の常務理事の方の報酬額も2771万円と・・・・ひぃーーー(泣

記事には1999年時点の報酬額による表がでていて、現在はまた微妙に違うと思うけれど、それでもほかのの公益法人トップと比べると相変わらず高い報酬を受け取ってるだろうと推測。
だって、日本中央競馬会(3000万円)とかさ、あの道路公団総裁(2614万円)よりも多くもらってるんだから、すごいよねー。あーーとんでもねー。

さらには、小野清子前理事長の前任で、現愛媛県理事(うわ・・・)の加戸氏も3年間で一億円以上の報酬を得ていたという・・・・ああああ・・・・もうなんもいえません・・・・(呆)

■もっとあきれるのが、この役員報酬を決めるのが役員報酬審議会(んなのばればれやん)で今はまた変わってるかもしれないけど・・・(いや、そうでもないかなぁ・・・)6人いるとされるこの審議会の委員全員が理事・・・・(はぁ)

つまり、自分らの報酬を自分らでこの審議会で決めてるつー。
これ、民間ではありえないですよ、もう明らかにおかしい!ちなみに現在の委員長も理事のひとりが兼務してるとか・・・うわわわ(^^;;

■会員のなかは、小林亜星氏らがいる日本作詞作曲家協会のメンバー、いわゆる「改革派グループ」と呼ばれる方々もいるが、残念ながら組織運営には関われてない。

この組織運営のからくりってヤツについても記事では説明されてるんだけど、
簡単に書くとこーゆーことらしい。

《理事会》という、最高意思決定機関がまずあって、次に正会員の代表からなる評議員会というのが存在している。
その評議員会の内訳は作詞家の評議員29人中9人、作曲家の評議員30人中9人が、いわゆる「改革派グループ」は全体の3分の1を占めるものの、理事会の理事11人の中にはこの「改革派グループ」のメンバーがいないそう。

その理由として、理事選出の方法は、作詞・作曲家の評議員は、それぞれ作詞・作曲家6人ずつ、合計12人の理事候補者を投票用紙に記入する形をとっており、18人いる改革派評議委員が示し合わせて投票しても、数の上で不利な形になっている。

つまり、59人いる評議委員のうち41人が、一人当たり19票以上投票するよう根回しすれば(候補者ひとり当たり最大18票しか入らない))とてもじゃあないけど改革派の委員が加わる余地はないっていうことなんだと。
この辺はさすがに知りませんでしたねぇ・・・これじゃあ、いつまでたっても何も変わらないわけだわ。

でもって、ご存知のとおり、この辺の理事会ってのは演歌系が多く、その使用料配分が演歌に偏ってるのでは・・・という不満もでているそうな。まぁ・・・そうなるのもうなずける。

そして、むしろ、ここからが重要っす。パブコメにも大きくかかわってくる話。

■記事でもはっきりと指摘されてるけれど、実はこのぢゃすらっくという団体、実に50年以上ものの間、文部官僚の天下りが続いているという事実。

1957年から1965年に在任して菊池豊三郎専務理事が天下ったのを筆頭に、現在の吉田茂理事長もまさにその典型的な存在。

過去に2度ほど、64年におきた黒い霧事件や、94年にあった古賀政男音楽文化振興財団に対する巨額融資問題の直後だけ、文部官僚とぢゃすらっくとの癒着が断ち切られているが。今でもその関係は続いてるらしい。

※黒い霧事件→59年~63年までのあいだに著作権料から約一億円を簿外処理し、その裏金を使って当時の役人への裏給与や遊興費、文部官僚への接待費などにあててた。
結果、当時の会長と初代天下り官僚の菊池専務理事が背任容疑で書類送検された。

特に94年のこの事件も、もともとは収入が先細りすることに危機感を覚えた古賀財団の理事(この中には文部官僚の大物といわれる剣木氏もいたそう)たちがたくらんだところから、起きたってんだからしょーもない・・・
ちなみに、この融資にも旧文部省幹部、OBが深くかかわっててその前の黒い霧事件でもぢゃすらっくから利益関与を受けた元顧問だった佐野氏も元文部官僚だそーな。

でもって、この94年の事件当時の文部大臣が剣木氏で、佐野氏をかばったために、本来なら著作権という信託財産を使った融資が法律に抵触する可能性があったのにもかかわらず、当時の文部省官房長が承認したと。で、この官房長こそ、現在の吉田理事長・・・
ふっかつ!れしのお探しモノげっきさん:9/15のエントリより引用】

参考Link → ふっかつ!れしのお探しモノげっきさんのエントリ

■JASRACが、iPod等を政令指定しなければベルヌ条約違反になる、とプレスリリースしている件
参考Link → benliさんのエントリ
参考Link → 正々堂々blogさんのエントリ

JASRAC:私的録音録画補償金について FAQ
参考Link → 趣味の問題2さんのエントリ

■最後に、JASRACに対するパブコメ(パブリック・コメント)の送り方を紹介します。
#1:iPodなどに対する私的録音補償金拡大に対して言いたい場合

●送り先:ch-houki@bunka.go.jp

●送り方:
・メールのタイトルは「法制問題小委員会意見募集について」とすること。
・名前
・所属(会社名・学校名など、または、職業名)
・住所
・電話番号
・意見
 本文のアタマに、

2.私的録音録画補償金の見直しについて
(2)ハードディスク内蔵型録音機器等の追加指定について 36ページ

 とまず書いてから(上記をコピペしてから)、意見を書く。
※意見はなるべく簡潔に。

●〆切:平成17年10月7日(金曜日)(必着)

参考Link → 趣味の問題2さんのエントリ

#2:JASRACの存在そのものに対して言いたい場合

●送り先:mbocn@bunka.go.jp

●送り方:
・メールのタイトルは「著作権等管理事業法の見直しに対する意見」とすること。
・名前
・所属(会社名・学校名など、または、職業名)
・住所
・電話番号
・意見
 本文のアタマに、

3.著作権等管理事業法見直しに関する検討課題と検討結果について
(1)規制の対象となる事業の範囲 3−1ページ

または

3.著作権等管理事業法の見直しに関する検討課題と検討結果について
(5)その他 3−5ページ

 とまず書いてから(上記をコピペしてから)、意見を書く。
※意見はなるべく簡潔に。

●〆切:平成17年10月7日(金曜日)(必着)

参考Link → 趣味の問題2さんのエントリ

上記#1と#2とでは送り先が違うので注意してください。

Let’s パブコメ!

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2005.09.14

次回の『ヘビメタさん』は…

新日本プロレス、【黒の総帥】蝶野正洋がゲストだ!ガッチャメラエー!

ROYAL HUNT"Martial Arts"で登場だ!ガッチャメラエー!

残り2回です!ガッチャメラエー!

2回なのです…ガッチャメラエー!

2回…ガッチャメラエー!

とにかくガッチャメラエー!なのです。

参考Link → ヘビメタさん公式HP

署名Link → ヘビメタさん存続希望署名サイト

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2005.09.12

The ALMIGHTY再結成の裏に…

ジ・オールマイティ、旧友のために2日間だけの再結成

1989年に『ブラッド、ファイアー&ラヴ』でデビュー、モーターヘッドを想起させる爆走ロックンロールで当時の英国シーンの一端を担ったジ・オールマイティが、2回のショウに限定して再結成することになりました。
 これはリッキー・ウォリック(vo,g)が発表したもので、今回の再結成は英国白血病研究基金(Leukaemia Research)へのベネフィットが目的。ベーシストのフロイド・ロンドンが白血病に侵されており、彼とそのガールフレンドの基金へ寄付したいという意向を受けてのものになります。フロイドは「俺は幸運にも充分な治療を受けることができているが、そうじゃない人々がたくさんいる」と語り、これを受けたリッキーが快諾、再結成が実現する運びとなりました。
 メンバーはリッキー、フロイド、ピート・フリージン(g)、スタンピー・モンロー(ds)の4人。フロイドの病気が完治する確立は“50/50”らしいですが、リッキー曰く「6ヵ月前は顔色が悪くて病気にナーヴァスになっているようだったけど、今は人を食ったような雰囲気が戻って健康そうに見える」とのこと。ファンにとっては複雑な心境の再結成ですが、フロイドが元気になることを祈りながら前向きに捉えましょう。

<ジ・オールマイティ再結成ライヴ日程>
2006年
1月5日(木) 英国・グラスゴー Glasgow Garage
1月6日(金) 英国・ロンドン Mean Fiddler
【CDJournal 2005/09/12掲載記事より引用】

まさかフロイドが白血病に臥せっているだなんて…

powertrippincrankjust-add-life

The ALMIGHTY、『Powertrippin'』、『Crank』、『Just Add Life』と銘盤を3枚立て続けに排出した不世出のBritish Hard Rock/Rock'n Roll bandです。解散Liveを観ましたがとにかくモッシュが凄まじく、クラウドサーファーはゴロゴロ転がりまくる漢エナジー200%のド迫力Liveでした。このLiveは今までの集大成を見せ付けるかの如くMCは極力排除され、曲のみで突っ走るという展開で圧巻の一言。次から次へと繰り出されるキラー・チューンの嵐にただただ翻弄されるだけでした。

その解散当時のメンバーでThe ALMIGHTYが2日間のみ再結成します。再結成理由はベーシスト、フロイド・ロンドンも侵されている白血病の基金へ寄付する為…しかもそのフロイドが完治する可能性は五分五分だといいます。

フロイド!絶対直してもう一度この4人で復活してくれ!

日本のファンも待ってるぞ!

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2005.09.11

METALLICA
『真実の瞬間-SOME KIND OF MONSTER-』

観た感想を何から書いていいやら…ラーズが言った『とにかく、「ファック!」と叫びたい』から引用するならば、

「とにかく、「凄い!」と叫びたい」

そんな映画です。

このドキュメントは後に『St. Anger』と名付けられる事になる作品を作り始めたところから始まります。
そしてバンドにセラピストが合流し、バンド内や個人の葛藤、衝突、問題等が徹底的に晒されていくのです。

ジェームスが『今日は(気持ちが)乗らねぇ』とギターを置いて出て行ったり、突然ロシアへ旅行へ行ってしまったり、アルコール依存症のリハビリ施設へ入ってしまったり、施設から復帰後は午後は4時までしか働けなかったり…ジェームスだけでもこんなにも問題を抱えていました。これにエゴが絡み合ってバンド内はぐちゃぐちゃに。

最初のスタジオで曲を作り始めた直後のリフ、歌詞というのはとにかくバンドが混沌としていて「DOOMでも演る気か?」と思えるぐらい形になっていない状態。完成形が見えないどころではなく、作品の方向性になるべき曲の断片すらもまとまらないというのは「これがあのMETALLICAなのか?」と衝撃を受けます。しかしそのファンが求めるであろう『METALLICA=最強』というイメージこそがジェームスをアルコールへと逃避させていた最たるものだとラーズが語ります。METALLICAというモンスターの先頭に立って常に最強の旗を振り続けなければいけない。そのストレスというのはとてつもないものであろう事がこの映画を観るとやっと、そうです、『やっと』ファンの側が理解できます。常にMETALLICAと共に在り、すぐ傍にいるメンバーなら尚更です。ラーズは

ヤツを助けてやりたいし、力になれるものならなんだってするが…ヤツが「もう辞めたい」と言い出しても俺は驚かない

これ程までにバンドは崩壊の危機を向かえていたとは…『St. Anger』発表時のインタビューでも読んでいたとはいえ、その記事を読む際の想像力を超えている程の実情だったのです。

新しいスタジオに居を移してからはクリエイティブな瞬間が度々訪れるようになるまでバンドは回復していきます。
そしてラーズの父親が(何故か)登場し、その時点での曲をラーズが父親に聴かせます。するとラーズ父は

最初のスタジオでの曲は削除すべきだ

もしもこのラーズ父の発言がなかったら『St. Anger』はDOOMなMETALLICAになっていたかも知れません。バンドだけだと方向を見失うとはよく言いますが、父親に聴かせる前にラーズは『親父は誤魔化せない』と言います。内心ではこのままの曲では駄目だろうとは思っていても完成させなければならない。その狭間で揺れていたであろうラーズはここで一回リセットする事になるのです。

しかしまたもやバンドは衝突します。リハビリから復帰したジェイムスは4時までしかスタジオに居られないのですが、ジェイムスは自分が帰った後に他のメンバーがその日できた曲を

聴くな

と言い出します。『自分が居ないところでボブ(・ロック。プロデューサー)とメンバーが聴くと曲が変えられてしまうだろう』…ここでも『不安』からくる『エゴ』が首をもたげます。ジェイムスは『自分が参加していないような気分になるのは我慢できない』と言い、ラーズは『曲を聴くだけだ。ソレの何が悪い?帰るのはオマエの都合だろう?』。カークは

俺なんて最初からそうだったんだぞ

と言います。うわぁ…結構サラッと流された1シーンでしたが未だに強く記憶に残っています。後に『エゴなんて削れていって無くなってしまえばいいと思っている。それを他のメンバーが手本にしてくれれば…』というカークの発言に繋がるのですが、カークの存在の全てがココに凝縮されているといっても過言ではないでしょう。リハビリ施設にジェイムスが入った際にもカークはジェイムスと話をしています。『ラーズと話をするのは苦痛だ』『ビジネス的な事でボブの事も信用できない』などといった伝言をカークがセラピストの居る場で発表するのですが、カークの存在がなければMETALLICAは一歩も前へと進めなかったでしょう。
『St. Anger』にはギターソロがありません。ラーズは『ソロは古い。何か新しい事を演りたい』と言い、カークは『ソロが古いなんてありえない!流行の音楽を演るならばソレでもいいかもしれないが、そんなものは作りたくない』と返します。結局、ボブの『エゴだ。曲の為のソロならば良いが、どのようなものであれ個人の満足を満たす為のものならばそれはエゴだよ』という一言でカークは『曲がソロを必要としないならば、いいだろう。何の文句もないよ。それにその考え方の方が気分がイイw』と笑います。

カーク、カッコ良すぎ!

そして件の発言に繋がるのです。『今の立ち位置に満足かって?何の不満もない。感じた事もないよ。エゴなんて~』
ああ、METALLICAのギタリストがカークで良かった。

この映画には元メンバーのデイブ・ムステインも登場します。そしてラーズに心情を吐露します。『「カークは素晴らしい」と皆が言う。ならば俺は最低か?』『常に2番手だ』『やる事なすこと全て裏目に出る』『METALLICAを辞めさせられてから人に馬鹿にされた。歩いていると「METALLICA!」と声を掛けられるんだぜ』『もしも当時おまえらに「アルコール依存症を治せ」と言われれば、絶対に直した』…いや大佐、最後のソレは無理じゃないかと…ドラック癖はあのそのごにょごにょ…などといろいろとツッコミたくなるような独白をラーズとムステインは涙目で話し合います。

元メンバーといえばジェイソン・ニューステッドもそうです。ジェイムスが追い出したのですがその理由をジェイムスは『METALLICAから離れて欲しくなかった。それには支配するしか俺は方法を知らないんだ』これがジェイソンには我慢できなかったのです。ジェイソンはセラピストを呼ぶ事にも反対で『世界最強のバンドがセラピストなんかに頼るのか?自分達で何とかする問題だろう』と言います。ECHOBRAINのお披露目のショウにラーズとカークが観に行った際に二人は楽屋にジェイソンを訪ねますが『先に帰ったよ』とつれないのです。ロバート・トゥルージロが新ベーシストに入った際にも『最後には俺が正しかったとなるさ』といった捻くれよう。う~ん溝ができた経緯が経緯だけになかなか根が深そうです。

そして第5のメンバーとしてのボブ・ロックはプロデューサーという域を超えているとこの映画を観ると思えます。曲のテクスチャーを指示したり、歌詞を一緒に考えたり、褒めたり、場を収めたり、実際のレコーディングでもベースを全て弾いているのもボブですし。この映画を観ると今アメリカで運動になっている『METALLICAはボブ・ロックと手を切るべきだ』という嘆願は見当違いだと思えます。『St. Anger』でのボブの役割はとてつもなく大きく、発言もMETALLICA及び3人を愛している内容に満ちています。しかもセラピストに対して

ご高説ごもっともだが、鼻に付く。そして今はそれを聞ける状態じゃない

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
いや~セラピストの例え話というか精神論的な話は観てる方もイライラしてくるだけに待ちに待ったカウンターパンチでしたw まったくもってブラヴォーな漢ですよ、ボブは。

このドキュメントの一番緊迫するところはやはりラーズがジェイムスに対して不満をぶちまけるシーンでしょう。『オマエはすぐ「できない」と言うだけだ』『俺の事を支配者と言うが実はオマエが全てを支配しているんだ』『ジェイソンを辞めさせたみたいに俺も辞めさせるか?』『(顔を近づけて)ファーーーーーーック!

いつまでたっても回復しないバンド内の信頼関係ですが曲が形造られていくに従って徐々にバンドとして機能していきます。最初の頃ジェイムスの口から吐き出される歌詞は痛々しく、まるでジェイムスが他のメンバーや周りに向けているかのように観ていると伝わってきましたが、この頃になるとバンドメイトに対しての信頼からくるどこか怒りを客観的にしたようなイメージになってきます。4時以降もスタジオで作業してるし。よくぞここまで・゚・(つД`)・゚・

最後は新しいバンドとしてステージに4人で向かう姿でこのドキュメンタリーは幕を閉じます。バンドという生き物が『アルバムを作り、ステージに上がり、ツアーをする』…この当たり前とも思える道を歩くのには当人達にしか判らない苦悩や障害が立ちはだかっている。という事を教えてくれた稀有な映画だと思います。
METALLICAを愛する人、HM/HRを愛する人、音楽を愛する人全てに観て頂きたい映画です。

絶対にオススメです!

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2005.09.07

LAOS『We Want It』

laos ■BOSTONのカヴァー"More Than A Feeling"含む3曲ボーナス追加収録

いや~FIREHOUSEを煌びやかにしたような音楽性と、時には女性と思えないぐらいのパワフルな歌唱にメロメロ。この作品はオススメですよ、奥さん!
しかし1990年の作品が『Classix』ですからね。90年代ってこの手のメロディアス系にとっては本当に暗黒時代ですね。ゲームと違って勇者は現れませんからね

それにしてもMTMレーベルで再発されている作品が日本盤で出ないというのはどういう訳でしょうか。ディストリビューションって儲かんないんですかね。明らかに支持層が存在していると思うのですが・・・日本のレコード会社もお笑い芸人のCDなんかリリースしている余裕があったら真剣に音楽に向き合っているバンドの音源をリリースした方が世の為人の為、ゴミが出にくくなると思うので地球環境にも優しいビジネスだと思います。お笑い芸人の企画CDなんてどうせ買ってもすぐゴミ箱逝きでしょう?どこの中古屋も引き取ってくれないでしょうからね。

だって、カンニング竹山のCDなんて

誰が中古でも買うよ?

レコード会社の皆さんも、もっと真剣に仕事して下さいね。

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2005.09.06

永田泰大
『魂の叫び』
『ゲームの話をしよう3』

もはや田中哲弥に並んだ(もしくは越えた)と言ってもいい文章の使い手がまとめあげた2冊をご紹介しよう。

tamashii ■『魂の叫び』
週間ファミ通に連載された、ゲームにまつわる『叫び』をコラムのような形式でまとめたネタ本。周りの編集者や読者が発した言動は時に意味不明だったり時に核心をついていたりで、

とにかくロックンロール

game_3 ■『ゲームの話をしよう3』
待望の第3集ここに刊行!しかしこの巻にはHORIの人が登場しないので爆笑度が落ちますが、それでも豪華面子のゲーム談義が読めるだけでも貴重です。しかし筆者本人も触れている通り、もはや雑談という枠を超えてしまっているのでそのぶんつまらなくテンションも落ちております。やっぱり身内同士の馬鹿話とかの方が読んでて面白いのはしょうがないです。
それでもなかなか貴重な3冊ですので一度読まれてみてはいかがでしょうか。

小説書いてもいけそうな気がするんだけどなぁ、この人。

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2005.09.05

HARD-Fi来日公演

11月に来日でーす。
あれですな、最近は1stが国内でリリースされてから来日までの期間が速まってますな。まぁ早め早めに呼んでおかないといつの間にか解散してしまいますからね。で、ついでにLiveも録音してリリースしちゃえっていう。…別にいいんですけどね。

さて、来日スケジュールですが、

Monday 14 November
LIQUIDROOM ebisu,TOKYO

Tuesday 15 November
CLUB QUATTRO shinsaibashi,OSAKA
各¥5,500(東京公演は実質¥6,000?)

アルバムは安く出すがチケットは高く。BACKYARD BABIESの初来なんて¥3,000でしたけども…
しかも今回、東京公演はドリンク代は含まれていない可能性が有りますから気を付けて!

裕福な皆さんは観に行ったら良いんじゃないでしょーか。

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2005.09.03

HARD-Fi『Stars of Cctv』

hard-fi■あちこちで猛プッシュされています

む!このバンドはかっこいいかも!日本盤は10月12日にリリースされますが、

遅いよ!

しかもamazonでは国内盤の予約も出来ていないし!HMVなら予約可ですが。

久しぶりに有望株が現れたのか!?正直、今のUK発の話題になってる新人ってしょっぱいんですけど・・・アメリカ発のエモとかいうのは以ての外だし。曲にフックが無いのに売れてるのって不思議でならないんですが、本当に売れてるの?あんなのが?嘘でしょ?
HMVに置いてあったFreeペーパーにもHARD-Fiの事は紹介されていて、その記事の担当者曰く、
「聴いていて恥ずかしくなるほどポップでキャッチーなメロディ」
とか書いている訳ですよ。ポップでキャッチーなメロディって恥ずかしいのかっ!?初めて知ったよそんな捉え方。

メロディが無い曲なんて誰が聴くんだっつーの!

あ、関係ないですが。
(´-`).。oO(SILVER SUNが復活するとは思わなかったなぁ)

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2005.09.02

俺は~♪

皆さんは自分にとって、最高に好きなバンドの作品が云われもない安値で中古CD屋にあったら、どうしますか?
※自身は既に所有しているのが前提での話です。

1.そっと手に取り売り主を鼻で笑う

2.「解ってないな」と売り主をむしろ憐れむ

3.余りの安さに憤り、他のCDの値札と貼り換える

あなたは何番でしょうか?ちなみに私は、

1→2→レジ

というデジャブをいつも体験しております。病気でしょうか。特にB●●K ●FF(プライバシー保護の為、敢えて伏字にしております)とかB●●KMART(プライバry)とかの門外漢があまりの安値で売っていると、
1→2→レジ1→2→レジ
とデンプシーロールばりに買ってしまう訳です。病気でしょうか。

だってthe WiLDHEARTS『Coupled With』が750円だなんてありえなくね?ありえなくね?そのありえなさは三沢さんも「ぶっちゃけ、ありえないよね」って言うレベルだって事ですよ!

あーもうわげわかんね!もう寝るし!


♪馬鹿なのか~アホなのか~

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